製品番号: SABR-1004
全10曲 ¥3,000(税抜き)
2019年11月1日発売

『All the Shades of Blue 』Satoru Uchiyama

01. Nostalgista
02. Intro for A Shade of Blue
03. A Shade of Blue
04. Luna e Gufo
05. brother / balance
06. Sunset Hideaway
07. Momento Azul
08. Ballad One
09. Awakening
10. The Other Side of the Red Door
All songs written by Satoru Uchiyama for Merged Sound Inc.
※ except ‘M7 written by Shusei Murai for Merged Sound Inc.

All songs arranged by Shusei Murai
※ except for M5 & 10 arranged by Satoru Uchiyama

Produced by Satoru Uchiyama
Sound Produced by Shusei Murai
Musicians
Guitars
内山 覚

Piano, Synth, Programming
村井 秀清

Wood.Bass
日景 修

Drums, Percussion
新村 泰文
内山覚氏による各曲解説
01.Nostalgista
アルバム『All the Shades of Blue』の一曲目は哀愁のあるメロディーの曲にしたかった、
心の何処かにしまわれた、セピア色の写真のような思い出たち。
父と、母と、兄弟と、友達と、学校で? 田舎道で? 公園で? ・・・・・
忘れてしまわれたかのような、小さな思い出たち、でもきっと、心の何処かにひっそりと、あなたに思い出してもらう日を待っています。
  哀愁のメロディーに包まれながら、優しい思い出達と会話してみてはいかがでしょ?
「Nostalgista」はNostalgia(ノスタルジア)にFantasista(ファンタジスタ)などの-istaをつけた造語です。


02.Intoro for A Shade of Blue
ボリューム奏法で歌い上げたテーマは、村井秀清のピアノとの抜群の相性で美しい世界観を醸し出している。
アルバムタイトルに由来する曲、A Shade of Blueへの短い序曲ではあるが、従来のギター&ピアノのデュオの表現法にない美しさが表現されている。
かすかに感じ取れる、ピアノのペダルやDUOの息使いにも注目してみては?


03.A Shade of Blue
アルバムタイトル「All the Shades of Blue」のタイトルチューン的存在の「A Shade of Blue」。
テーマ・メロディー中に入るヴォイスが印象的な曲です。
バックに聞こえるオルガンとピアノの組み合わせが哀愁を感じさせますが、洒落ていますね。
ギターソロはアッパーを主体にしたフレージングから、サビに戻るところがお気に入り^_^!盛り上がります。
内山覚を代表する一曲となりました。


04.Luna e Gufo
降りて来ました^_^この曲。本当に!
「Luna e Gufo」(月とフクロウ)と名付けたこの曲は、 5拍子を主体に4/4から3/4へと移っていきますが、もともとは全く拍子を考えず、メロディーだけを純粋に紡いでいった曲です。
このメロディーは絶対アコースティックギターが合うと思いましたので、Martin ooo-28EC で録りました。
どこか異国情緒を感じさせるメロディーをパーカッション(壺・・etc)などでシンプルにアレンジしてもらってます。
ソロの進行も5/4と4/4が混ざっていますね、なんで弾けたんだろう^_^


05.brother / balance
「All the Shades of Blue」制作中に亡くなった実弟・内山崇に捧げた曲で、アルバム中唯一のソロギター曲です。
ソロギターについてはライブや前作「NEO」にも「Norwegian Wood」を収録していましたが、ソロギターのオリジナル曲を書いたのは初めてでした。
僕にとって忘れられない出来事と曲になりました。
故・内山崇と彼のお店「balance」に捧げたレクイエムです。


06.Sunset Hideaway
ゆったりと海辺の湾曲道路をオープンカーで・・・・
南の島、パラソルの日陰でゴージャスにシャンパンでも飲みながら・・・
大型クルーズ船の先端で海風を感じながら眩しい水面の陽光に目を細める・・・
素敵な旅に合いそうな曲をと想い書きました。
Sunset(夕日)のHideaway(隠れ処)・・・
お気に入りの曲名も見つかりました。


07.Momento Azul
「All the Shades of Blue」の中で唯一の村井秀清(p)氏、作曲のこの曲、
Moment Azul「蒼い瞬間(あおいとき)」と名付けられた、美しいDUO曲です。
従来のギターとピアノのデュオには無い、クラシカルなとても美しく、そして優しいメロディー。
村井氏から「覚!デュオの曲書いたよ。」と、この曲が送られてきた時には驚きと感動で、涙が出そうでした。
ホールでの「CD発売コンアサート」のアンコールで演奏した時には鳥肌が立ちましたネ。
彼の音楽性、芸術性の高さに心から尊敬と感謝します。
秀清さん、ありがとう。


08.Ballad One
村井秀清(p)氏とのDUO「秀清・覚 ぶらり二人旅」を始めた頃の一番初めに書いた曲です、
随分前になりますが、まだ曲名が決まっておらず、ライブツアー各会場で名前を募集したのを覚えています、
その節はみなさんにいろいろ考えていただきました・・・・・が、結局一番シンプルに「Ballad One」^_^
「エピソード・1」みたいで気に入っています。
日本ぽいメロディーをガットギターで紡ぐバラードですが、 
ライブではソロからEGに持ち替えて、激しく盛り上がる僕の定番曲でもあります。


09.Awakening
アルバムの中で最後にできた曲「Awakening」
最後の一曲はあまり考えずに、楽しくノリノリな曲をと・・・・
キメからサイズまで、本当にサラサラと流れるように浮かんで来た曲です。
その割にはソロ回しが15小節など、結構難しい。
CD発売後、いろんな所で口ずさむ方がいたり、歌詞をつけて歌う方がいたりと^_^
すごく好評で、また内山覚の別の面が現れた一曲となりました。
是非、皆さん歌詞つけて歌ってみてください(笑)。


10.The Other Side of the Red Door
最後の一曲は実弟、故・内山崇のお店「balance」を思って書いた曲です。
天神から少し離れた閑静な住宅街の小さな古いビル、
そこに不似合いな「真っ赤なドア」がポツリと・・・
開けると、カウンターだけの小さなお店。
しゃがれた声で「にいちゃん!」と笑顔で迎えってくれる、飲んだくれのマスターが・・・

今もあの「赤いドア」の向こうに、そんな世界が存在しているように思えてなりません。
『All the Shades of Blue 』記念グッズ


Tシャツ (S M L XL)
¥3,000 (税込み)


フェイスタオル
¥1,500 (税込み)


缶バッジ (ホワイト / ブルー)
1個 ¥200 (税込み)